2019年8月26日月曜日

同級生と

この週末、安曇野で大学の同級生と再会しました。



近年、ソーシャルメディアで古い友と出会うことがあります。安曇野にいるのは、Facebookでここ数年近況を知るようになったR、東京から一緒に出かけたのは、TwitterでぼちぼちとつながっているD。海外文学好きのDとは、文学イベントで時々ばったりと会います。
RとDと私は、大学の同じ教室でスペイン語のABCを学んだ仲です。3人ともどちらかといえば独立独歩。同級生とあまりつるまず、過去を振り返って思い出にふけるタイプでもなく(と、私は勝手に思っています)、思い思いに生きてきて、30歳を超えてからは、一度も会ったことがありませんでした。

それが、今年の日本翻訳大賞の授賞式でDとばったり会ったとき、8月にRに会いに行ってみようかと思いつきました。Dも乗ってきて、こういうことはまず日程を決めるのが肝心と、候補日を決め、Rに打診し、この24、25日に訪ねていくことになったのです。

お天気にもめぐまれた、すばらしい2日間でした。


全行程、にこやかに案内してくれたのはRのパートナー(ありがとうございました!)。
ギャラリーカフェで開催中の、安曇野在住の小平彩見さんの版画展に行き、Rの畑を見せてもらい、夜はレストランで地元の食材を使ったお料理をいただき、

地元のマイクロきゅうりやトマトを使ったオードブル

塩でかためたニジマスのオーブン焼き

朝は地場産野菜の直売所に連れていってもらい(買い込む、買い込む!)、
朝採りトウモロコシ! 帰って即、食べました!

みずみずしいサンつがる
安曇野ちひろ美術館を訪ね、
美術館に隣接した公園のブルーサルビア

お昼はおそば。合間には、さんざんおしゃべり。

おそばやさんの前から

記憶というのは不思議なもので、同じことでも、覚えている部分は三者三様。昔の呼び名で呼びあい、「えー、そうだったっけ?」「そこは覚えてない!」「そういえば、そんなことあったっけ」などと言いながら40年前の記憶をさぐり、夢のように流れていった月日を思いました。

いろんなことを経て、それぞれ、今の場所に立っている不思議。
¡Gracias a la vida! という言葉が浮かんできたひと時でした。