午前の読み聞かせで読んだのは、バルセロナ在住のイラストレータ―、アルバ・マリーナ・リベラの絵本2冊。
『パパのところへ』(ローレンス・シメル文/岩波書店)
En casa de mis abuelos (texto: Arianna Squilloni, Ekaré)
このところ、カタルーニャものは翻訳していないので、ちょっとムリやりっぽいカタルーニャつながりですが、右の本は、風景がカタルーニャのmasía(田舎家)ふうで、すてきでした。
午後の読み聞かせは、こちら。
El rei de la casa (texto e ilustración: Marta Altés, Blacky Books)
『ピトゥスの動物園』(サバスティア・スリバス文/スギヤマカナヨ絵/あすなろ書房)
左の絵本は、英語版もありますが、作者はカタルーニャの人で、カタルーニャ語版もあります。ちょうど先週、バルセロナに帰っていた知人に、買ってきてもらいました。とってもかわいいお話。
『ピトゥス~』は、1960年代に書かれた古典的作品で、カタルーニャではもう50年以上も読みつがれているお話です。さわりだけ日本語で読んで、紹介しました。
すごくうれしかったのは、バルセロナ留学時代に1年間同居してくれていた若い友人(あとで留学記にも登場します)が、ご主人と小さな息子さんと一緒に来てくれていたこと。もう10年近く会っていなかい彼女が思いもかけず現れて、まだドキドキしています。
さて、なかなか肝心のトマトの話にならず、ごめんなさい。
昨日のイベントで、パ・アン・トマカッの指導をしてくれたレストランBIKINIのバラオナさん、「使うトマトは、日本ならどれがいいですか?」の質問に、「日本の野菜は見た目はいいけど、味はいろいろ。普通のトマトは味がないけど、フルーツトマトだと甘すぎる。ミニトマトとか、もう値段がさがっているような熟れすぎたトマトがいい。ガスパチョのときも、普通のトマトとフルーツトマトを半々でまぜたりします」と説明してくれました。
バラオナさんが育ったリェイダあたりでは、どのうちも保存のきく種類の真っ赤なトマトを育てていて、台所に吊っておくそうです。そうすると、外はきたなくなっても、中はみずみずしくて、冬まで楽しめると。
味の濃い中玉トマトもよさそうですね。書いているうちに、食べたくなりました。
明日はパンを買ってこよう!
先日別のイベントで出会って話をした方が遊びにきてくれたり、バストネスの踊りを教えにいらしていた方とお話できたり、いろんな再会、出会いがうれしい1日でした。
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