グアダルーペ・ネッテルの第二弾『花びらとその他の不穏な物語』が現代書館から12月7日に刊行になります。
ネッテルからサインを入りの原書をいただいたのが2013年。それから9年後の今、本当にこの日本語版を手にし、しかも大勢の方が楽しみにしてくださっていて、ネッテルも喜んでくださっているというが信じられません。
「人間を美しくしているのは、私たちのモンスター性、他人の目から隠そうとしている部分なのです。」
というオビに入ったネッテルの言葉を体現したような6編。
やっぱりネッテル!か、これもネッテル!か、ここまでネッテル!か、どうぞお楽しみください。
第二弾が出ると告知したとき、「待ってました!」というような言葉をかけてもらいました。そういうのはたぶんはじめての経験で、編集の原島さんともども(でしょうか?)、かなりビビりつつ、こうして読んでいただけるのを喜んでいます。
『赤い魚の夫婦』とともに、どうぞ末長くかわいがっていただけますように。