訳者の言いわけ
―スペイン語翻訳者 宇野和美のページ―
宇野和美の仕事
(移動先: ...)
翻訳書(絵本)
翻訳書(児童文学)
翻訳書(文学・その他)・著書
雑誌・その他媒体
スペイン語クラス
ミランフ洋書店
▼
2020年9月6日日曜日
『アコーディオン弾きの息子』
›
『アコーディオン弾きの息子』 ベルナルド・アチャガ著 金子奈美訳 新潮社、2020 「書いてくれて and 翻訳してくれて and 出版してくれてありがとう!」と心から思った。「おもしろかった」「読んでよかった」といった言葉では、とても言い尽くせない。圧巻だった。 たてこんで...
2020年8月16日日曜日
Casa Brutus 9月号「大人も読みたい子どもの本100」に
›
先週あたりから、SNSをにぎわしている「カーサ ブルータス」。 このたぐいの特集に、スペイン語圏の本がとりあげられることはめったにないので、「どうせ、載っていないだろうな」と思いつつ、おなじみの往来堂書店さんで手に入れました。けれど、あけてびっくり! なんと、2冊も紹介さ...
2020年7月23日木曜日
Mar dulce スケッチ(6) ディエゴの原画を見る
›
1月末にモンテビデオを訪問したとき、スペイン文化センターというスペイン政府の施設でちょうど、ウルグアイの作家マリオ・レブレロ(1940-2004)の展覧会が開かれていました。 そこにディエゴ・ビアンキさんの絵本Cuentos cansados の原画が展示されているときいて、実は...
2020年7月7日火曜日
Mar dulce スケッチ(5) モンテビデオの本屋さん
›
スペイン語圏の本屋に入ったとき、まず最初に考えるのは、「日本でも手に入る本」か「日本では手に入らない本」かということだ。 スペインに某密林書店が進出してから、日本にいながらにして手に入るスペイン語の作品は驚くほど多くなった。自分が若い頃のことを思うと、(当たり前だが)隔世の感があ...
1 件のコメント:
2020年7月3日金曜日
Mar dulce スケッチ(4) モンテビデオのボローニャ展入選作家たち
›
モンテビデオに行ったら、ボローニャ展の入選作家に会いたいなと思っていました。 ここ何年か、日本で開催されるイタリア・ボローニャ国際絵本原画展の図録で、スペイン語圏の入選者たちの名前やタイトル翻訳の仕事をいただいていて、どうしてもわからないことがあると、作家ご本人とやりとりすること...
1 件のコメント:
2020年7月1日水曜日
Mar dulce スケッチ(3) パニと2人のぺぺ
›
昨年、大学の「ヤングアダルト文学講読」の授業でHistorias de la cuchara: cuentos latinoamericanos sobre historia y buen comer(おさじの物語 歴史とご飯についてのラテンアメリカ短編集:María Crist...
2020年6月28日日曜日
Mar dulce スケッチ(2)ガレアーノをたずねて
›
モンテビデオの友人を訪ねることが決まったとき、「どこに行きたい?」と問われ、まずお願いしたのがエドゥアルド・ガレアーノゆかりの地の文学散歩でした。 数年前、『火の記憶』(飯嶋みどり訳、みずず書房)の中のいくつかの創世神話をスペイン語専攻の2年生と読んだことがあります。「何でこうな...
‹
›
ホーム
ウェブ バージョンを表示